2009年4月18日土曜日

目すり

布が乾いたら(約6~7時間程度で乾きます)、
継接ぎ部分の余分な布を切り、全体を軽くペーパーがけします。
このとき、乾いてない部分はないか、布が浮いている部分はないかをチェックします。



目すりをします。
これは、布目に錆(練った土と漆を混ぜ合わせたもの)を入れていく作業です。
こうすることによって、より固くて丈夫になっていきます。

①錆をつける範囲を決め、錆を盛ります。

②ヘラで縦に均等に錆を配ります。

③今度は、ヘラを横に通します。

④↓このようになります。
この状態で、4、5時間ほど乾かします。
明日も頑張ります!!!





2009年4月17日金曜日

11時間 

のり漆を使って、原型に麻布を貼っていきます。

布の位置を決めたら、端から始めます。
↓この写真は、同じ研究室で作業している後輩が撮ってくれました。


なかなかの曲者でした(--〆)
継接ぎでなんとか貼り終えました。
午前中の11時からスタートして、貼り終えたのが夜の22時でした・・・
布は、計5枚貼らなければなりません。
あと4枚!!!

2009年4月16日木曜日

布着せ

今日から「布着せ」という工程に入りました。


きのう作ったのりと漆を混ぜたのり漆で、原型に麻布を貼っていきます。


まずは、のり漆の作り方から。

これが、私の作業台です。


これが生漆(きうるし)です。



①のりと漆を見た目同量で混ぜ合わせます。


②地之子を少し入れます。(乾いた時に、より硬くするためです。)



③よく混ぜ合わして、どんぶりに移したら完成です!


明日は、布を貼っている工程を紹介したいと思います。
毎度のことですが、さっそくかぶれました・・・(/_;)
かゆいです。








2009年4月15日水曜日

のりづくり

今日は、「のり」をつくりました。
「のり」はこれからの工程に必要なので、いつも大量に作ります。

①鍋にもち粉:水を1:4の割合で入れます。


②もち粉の玉がなくなるまで、水に溶きます。


③かき混ぜながら、弱火で温め始めます。
④玉ができ始めたら素早くかき混ぜます。


⑤玉が無くなるように、滑らかになるまでかき混ぜます。

⑥さらにかき混ぜること5分・・・
 光が透き通ってきたら完成!!!

以上、のりの作り方でした。
今日は買出しにも行ってきました。
いよいよ漆の作業が始まる。という感じがします。
新たな気持で頑張りたいと思います

ちなみに・・・
お弁当第2弾★




2009年4月14日火曜日

修正しています。

部分的に直しています。




扇風機を二台使って乾かしています。


同時進行で、次の工程の布着せの準備をしています。
漆や布、はさみ、のり(米粉)を買ってきました。
明日から布着せができればいいなと思っています。

2009年4月13日月曜日

つづき

今日も引き続きとの粉ボンドの作業をしました。


こうしたヒビが入ることもあるので、との粉ボンドで埋めて修正します。

明日まではこの作業が続きます。

2009年4月12日日曜日

日曜日

花を買ってきて、家に飾りました。

今日はとてもポカポカした春らしい陽気で、思わず
家の周りを自転車に乗って走ってきました。

との粉ボンド

予定前倒しで、次の工程に入りましたー

『との粉ボンド』を作ります。
との粉(※砥石を削って作った粉末。また、黄土を焼いて作った粉末。)を
水で練ったものと、ボンドを1:1の分量で混ぜ合わせます。



刷毛を使って全体に均等に塗ります。
発泡スチロールの小さな穴を埋めるように塗っていきます。


塗り終えると、このようになります。
茶色(?)いせいか、やけに生々しくなりました。


こんな感じです。


この後は、乾くのを待ってペーパーがけし、また塗ります。
これを二、三回繰り返しさらに表面をきれいにします。