2009年7月24日金曜日

ミャンマーから・・・

きのうと今日、2日間にわたって、ミャンマーから先生を招いて集中講義がありました。ミャンマーにも、漆の大学があるそうです。ミャンマーでは、竹を使って体をつくり、漆を塗るというやり方で器を作るということでした。今日は、その竹の仕事を実演してもらえました。


①よく乾燥した竹を用意します。(長さ80センチぐらい)
 鉈のような刃物を使い、幅1センチ程の切込みを入れ、裂きます。



②竹を足で踏み支えながら、一本づつ裂いていきます。



③裂いたものを、今度は薄くスライスしていきます。
先ほどと、同様刃物で切りこみを入れておきます。


④足の指に挟んで、一気に裂きます。

刃物で、少し表面を整えて、竹の薄い紐ができました。

⑤竹に切り込みを入れます。、巻いたときに引っ掛けるためのカギになります。
ひたすら、内側へぐるぐる巻いては、留め、重なっている部分を少しづつずらしながら、
その作業を繰り返します。(接着剤は一切使っていません!!)
徐々に器の形になってきました!(説明が下手ですみません。。。)


どの工程も、先生はサラッとやられていましたが、実際、学生がやらせてもらうとなかなか思うようにできませんでした。
やっぱり熟練された”技”を持っているのは、すごいことだな。とあらためて思いました。

話は変わりますが、私も学部の時、ミャンマーに行ったことがあります。
先生の衣装、素敵でした。ロンジーと呼ばれる、ミャンマーの民族衣装だそうです。
当たり前ですが、向こうではみんな履いていました。
それを見てついつい買ってしまったのを思い出し、
私もタンスの中から、引っ張り出してきて履いてみました。
布1枚だけの巻きスカートです。通気性がよく、これからの季節にピッタリです!!



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