今日は、記録としてブログに添付したいと思います。
観に来ていただいた方の言葉や、ちょっとした一言が、今後の私の創作活動にとって、とても重要なものだと思っています。一つ一つの言葉を大切に受け止めて理解したいと思っています。
まず、知り合いの方々から送っていただいたメールを紹介します。
《或る人に、金沢市・椿原天満宮の写真を見せて貰った。境内の暗がりの中には、頭がない漆黒のでいだらぼっちがニ体。天まで伸びた大木のような身体は、どうやら何か身籠もっているらしい。精神医学者ユングの高弟・ノイマンは自らの尾を呑み、円状をなす蛇、ウロボロスをこのように捉える。「それは同時に男性であり女性であり、孕ますものであり孕むものである。呑みこむものであり生み出すものであり、活動的であり受動的であり、上であり下である。」それは「何かとの結合などではなく、全き同化なのである。」彼女の一人の天辺は骨が剥き出しで、もう一人の片脚は血が溜まったように赤い。自らの外側と内側を同時に晒そうとして、模索しているようだ。この悩み多い双子の体を内包する、美しい名を持った、もうひとつの神聖な母胎の空間。ここで翔んでみせろと言われ、なんとか数㎜浮游した怪物は、次なるフォルムを求め、闇を繰り返し磨きながら、ありのまま自我を抱えている。》
⇒私の作品を見て、これほどイメージを膨らませてもらえたことは、作り手としてとても嬉しいことです。
その他にも、たくさんの方から様々な感想をいただきました。
《神社との融合・・・壮厳な感じがします。》
《神社の雰囲気とあいまって壮厳な印象。》
《神社の場に違和感なく溶け込んでいたのが不思議でした。》
《神と人間の間の形、神と人間をつないでくれているよう。》
《作品が”ある”というよりは”いる”という感じがして、場に溶け込んでいる。》
《漆黒がすべてを吸収する色。神社を訪れた人々の想いがそこに溜まっていき、溢れる出る部分を神に届けてくれているよう。》
《”重力と昇華”》
⇒私が考えていた以上に、神社(場)やそこを訪れる人々と作品とのつながりをイメージしてもらえていることに驚きました。私自身も気付かなかった部分を発見させられています。
見方によって様々な印象を受けると思いますので、厳しい意見等、何でも構いませんので、ご意見・ご感想などありましたら是非聞かせて頂きたいと思います。よろしくお願いします。
2 件のコメント:
Hello, I have been looking at your pictures and blogs for the last couple of days. I am very fascinated by your art. In my opinion, those two bodies represent the greed and the darkness of the human being, especially the little lump on the stomach/belly. But simultaneously, the body stretches upward and slims itself into a beautiful object. This slenderness can be looked at how human beings have two sides in their characteristics: darkness and the beauty. I also love how the the sculpture's feet are on tippie toes and try to balance the heavy greed with the slenderness of its shape. I am sorry if my comment did not make any sense to you. But I love you art! It is very original and I have never seen anything like this. Ganbatte kudasai!
Thank you for coming to my blog. And thank you for giving me a nice comment. I think your opinion is absolutely same as my thought. So, I was very happy when I read your comment. Arigatou gozaimasu!
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