2008年10月19日日曜日

ついに!!

これまで時間的な余裕がなくて、他のアーティストの作品を見ることができませんでしたが、今日は、遂に、「金沢アートプラットホーム2008」を巡ってきました!

今日の金沢は、秋晴れのとても気持ちの良い天気で、金沢の町を歩くには絶好の日でした。

まず、21世紀美術館・・・
藤枝守 《エオリアン・ハープ・リザウンディング~樹木をつなぐ声》 




”樹木に張り巡らされたエオリアン・ハープの弦によって、樹々を渡る大気の呼吸は響きとなってもたらされる。”という作品です。残念ながら、今回は、その響きを聴くことはできませんでしたが、すっきりとした青空にハープの弦がピーンっと張っていて、視覚的にも美しい作品でした。

次に、玉川エリア・・・
高橋治希《ウシミツ》
”古い町屋の前に広がるアスファルト道路がそのまま屋内にもつらなり、アスファルトの草が芽生えている”という作品です。薄暗い部屋の中を進んでいくと、足元いっぱいに灰色の草が広がっていました。




そして、そのすぐ近くでは・・・
友政真理子 《「カミフブキオンセン」》 《お父さんと食事》
大量に敷き詰められたカミフブキは、とても気持ち良かったです!

結局、一日では、全てを巡ることができませんでしたが、残りの作品も時間を見つけて巡りたいと思います!
それから、今日は、金美大の先輩や先生方が展示している「ギャラリー点」にも行ってきました。「61in3+1/8」という企画で、制限されたサイズの小さな箱に合わせて作品を作り、作家それぞれがその作品に値段を付けるというものです。見にきたお客さんが作品を見て気に入ったら買うことができます。ギャラリーで見るだけでなく、気に入った作品を手元において楽しむことができるというところがおもしろいと思いました。こういった小作品のみによる企画展は珍しく、以前、私が東京のギャラリー手で作品を展示したとき、私の小さい作品を買ってくれたご夫婦のことを思い出しました。私の作品を身近に置いて、喜んでもらえていると思うと、とてもうれしいです。
最後に、今日の北陸中日新聞の朝刊に、金沢アートプラットホーム2008の記事が載っているのですが、私の作品の写真も掲載されていましたので、機会があれば、ぜひご覧ください。

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